「好き」は主観、「似合う」は客観。

パーソナル診断を受けたら、服が買えなくなった話。

どうも、パーソナル診断ぜんぶ受けたみた女、なす子です。

パーソナル診断(イメージコンサルティング)いくつかあるんですけどね、大きく言うと

骨格診断、顔タイプ診断、パーソナルカラー、ぜんぶやりました。

理由は、イケてる自分になりたかったから…というよりも、服飾費に年200万?ぐらいつぎ込んでいて。服のバカ買いをやめたかったからです。

パーソナル診断を受けた結果、自分に似合う服がわかり、似合わない服を買わなくなり、服のバカ買いストッパーになりました。

ハピエンじゃん?

って思うじゃないですか…。

まあ、ハピエンなんですけど、今度は「服を買えない」沼がはじまったんですよ…。

どういうことか説明しますね。

タイトルにもなっている“「好き」は主観、「似合う」は客観”ということにつきるんですが、要は今まで適当に自分の好きなものを買っていればよかったんです。それが、「似合う」という圧倒的客観視点が養われたことにより「着れる服/似合う服がこの世にない」という問題が発生したんです。

例えばでいうと「カラオケ大好きだった音痴が、ある日突然絶対音感を手に入れたことによってカラオケに行けなくなった」という感じです。

パーソナル診断を受ける前の、気の赴くままバカスカ服を買っていたあの頃にはもう戻れない。「似合う軸」が定まったことで逆説的ですが「似合う服迷子」になりました。

こういう問題は、主に「顔タイプ」と「骨格診断」にズレが生じると起こりやすいと言われています。

例えば「ちびまる子ちゃん」の顔に「峰不二子」のボディ、と想像してください。

まるちゃん→顔タイプフレッシュ

峰不二子→骨格ストレート

として、骨格に合わせてまるちゃんがタイトスカートとか着たら、変なわけです。

この場合は、「顔タイプ」を優先して、まるちゃんに合うカジュアルな服(ボーダーにデニムなど)をベースに、骨格ストレートにも似合うシルエット(ジャストサイズな着こなしなど)を追求していくのが事故りません。

言葉でいうのは簡単ですが、基本カジュアル服は、ゆるめ(オーバーサイズ)を推奨していることが多いので、条件を満たす服を探すのは苦労するはずです。

それこそ針に糸を通すようなものです。

それでも私はパーソナル診断を受けてよかったと思います。それまで「感覚」「センス」だと思っていたものが実はロジックだったとわかるのは喜びです。良いことなのかどうかはわかりませんが、テレビを見ていても芸能人がどういうロジックでこのスタイリングをしているのか、なぜこの衣装で登場しているのかが言語化できるようになってしまいました。

つまり「見えないものが見えるようになった」ということです。

この話を聞いて、あなたはパーソナル診断を受けたいと思いましたか?

それとも…。